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タイニーハウスで過ごす朝の時間:丸い屋根のタイプB

By 2025年5月9日No Comments

丸い屋根のタイニーハウスで目覚める朝は、どんな朝になるだろう。

自分だけの小さな空間で、自分のペースで過ごす時間。

タイニーハウスの空間が、そんな小さな暮らしの時間に寄り添ってくれます。

小鳥のさえずりで目覚めて、丸い天井と目が合う

ぴちゅぴちゅと心地いい鳥たちのさえずり。ちょっと早起きだなあと思いながらも、窓からのやさしい光で気持ちよく目覚めます。

目覚めてまず見えるのが、なめらかな丸い天井。

カクカクの四角い天井でもなく、梁がどんと見える天井でもない。この丸い天井こそが、このタイニーハウスの魅力。丸みのある天井が空間をやわらかな印象にしてくれて、やさしい気持ちになれるような。

ロフトで寝ていて起き上がっても、ちょうど頭がゴツっと当たらないくらいの高さ。安心です。

私の身長は160cmなので、もっと背の高い方はちょっと擦るかも。

ハーブ白湯をゆっくりと

朝の日課は、白湯を飲むこと。

ふと窓から外を見ると、すぐそこにハーブが元気に育つガーデンが。今日は気分を変えてハーブティーにしようと、カモミールのハーブティーに添えられるような、ミントとヤローを摘みました。

小さな空間な分、外に出るハードルが低くて、パッと外の空気を感じに出られるのがおもしろい。

キッチンスペースは、見た目はコンパクトに見えますが奥行きもしっかりあるので、ポットを置いたり、パンを用意したりと朝ごはんの用意にはまったく困りません。

シンクも、お皿やコップを入れて洗い物をするには十分なスペース。ここが狭すぎると周りが水で濡れてしまうので、このくらいの大きさがあると便利だなと思います。

窓際のテーブルで朝ごはん

Homemade Villageから車で5分ほどの距離にあるパン屋さん、「back hause inno」がわたしのお気に入り。毎日食べたいパンが並んでいます。

この日はチーズのパンを朝ごはんに。窓際の丸いテーブルでいただきます。

タイニーハウスは小さな空間ですが、窓は必要なところに大きなものを選べば、開放的。

しかも、季節によって変わる日差しに合わせて、建物自体の向きを変えることができるのも、タイニーハウスのおもしろさです。

小さくて動かせるからこそ、自然の流れにも合わせた暮らしがつくりやすい。日々の楽しみがより深まります。

朝の読書は小さな窓のそばで

朝、15分でもいいからお気に入りの本を開く時間があったら、私はすごく豊かな気持ちになります。

ロフトの下のスペースは、人数が多い時にはベッドスペースに、少ないときにはくつろぎスペースになります。

たとえば一人だったら、モノは少なくして左右のどちらかに整理したら、静かな読書スペースのできあがり。イスは座ることもサイドテーブルにすることもできて、タイニーハウスに住むなら一石二鳥なアイテムを取り入れると、より空間が広く使えそうです。

横長の小さな窓なら、外からの目線も気にならず、適度な光で読書が楽しめます。

キッチンスペースは、スタンディングデスクに◎

そろそろ仕事の連絡が来る頃になったら、ひとまず一日のスケジュールを確認。キッチンスペースに立ってみると、立って作業をするスタンディングデスクにちょうどいい高さ!

ノートPCと同じサイズのノートを置いてみても、問題なく作業ができる広さです。これはパッとスケジュールやチャットを確認するにはとても便利なスペース。

収納をつくればキッチン用品をしまっておけるので、キッチン兼スタンディングデスクになりますね。

朝の身支度。シャツやキャップ帽をかけるフックが便利

服は好きだけれど、たくさん集めてもなかなか着なかったり。タイニーハウスに住むなら、本当に今着たい服だけにして、シンプルに暮らしたいです。

基本の服はBOXなどに収納したいけれど、でかけるときにパッと羽織るシャツやキャップ帽は、フックがあると便利。

フックの下に姿見を置いてもすてきですね。

靴もスリッパも十分置ける玄関

靴って一足はなかなか難しいし、畑仕事するには長靴もほしい。タイニーハウスだからと言って、狭い玄関はなかなか使いにくものです。

このタイニーハウスの玄関は、4足は十分に置ける広さ。靴棚もあるので、スリッパや他の靴も置けそうです。

外とのつながりがゆるやかなタイニーハウスだからこそ、玄関エリアがきちんとあるのはうれしいところです。

あなたなら、どんな朝時間が過ごせるタイニーハウスをつくりますか?

今回ご紹介した丸い天井のタイニーハウスは、ほんの一例。小さな空間だからこそ、あなただけのこだわりと工夫を詰め込んだタイニーハウスをつくることができます。

詳しくは、「製品ページ」をご覧いただき、もっと詳しく相談をしたい際は「タイニーハウス見学会」や「オンライン説明会」の機会をご活用ください!

 

写真:kota、森野日菜子

文:森野日菜子