丸い屋根のタイニーハウスで目覚める朝は、どんな朝になるだろう。
自分だけの小さな空間で、自分のペースで過ごす時間。
タイニーハウスの空間が、そんな小さな暮らしの時間に寄り添ってくれます。
小鳥のさえずりで目覚めて、丸い天井と目が合う
ぴちゅぴちゅと心地いい鳥たちのさえずり。ちょっと早起きだなあと思いながらも、窓からのやさしい光で気持ちよく目覚めます。
目覚めてまず見えるのが、なめらかな丸い天井。
カクカクの四角い天井でもなく、梁がどんと見える天井でもない。この丸い天井こそが、このタイニーハウスの魅力。丸みのある天井が空間をやわらかな印象にしてくれて、やさしい気持ちになれるような。
ロフトで寝ていて起き上がっても、ちょうど頭がゴツっと当たらないくらいの高さ。安心です。
私の身長は160cmなので、もっと背の高い方はちょっと擦るかも。
ハーブ白湯をゆっくりと
朝の日課は、白湯を飲むこと。
ふと窓から外を見ると、すぐそこにハーブが元気に育つガーデンが。今日は気分を変えてハーブティーにしようと、カモミールのハーブティーに添えられるような、ミントとヤローを摘みました。
小さな空間な分、外に出るハードルが低くて、パッと外の空気を感じに出られるのがおもしろい。
キッチンスペースは、見た目はコンパクトに見えますが奥行きもしっかりあるので、ポットを置いたり、パンを用意したりと朝ごはんの用意にはまったく困りません。
シンクも、お皿やコップを入れて洗い物をするには十分なスペース。ここが狭すぎると周りが水で濡れてしまうので、このくらいの大きさがあると便利だなと思います。
窓際のテーブルで朝ごはん
Homemade Villageから車で5分ほどの距離にあるパン屋さん、「back hause inno」がわたしのお気に入り。毎日食べたいパンが並んでいます。
この日はチーズのパンを朝ごはんに。窓際の丸いテーブルでいただきます。
タイニーハウスは小さな空間ですが、窓は必要なところに大きなものを選べば、開放的。
しかも、季節によって変わる日差しに合わせて、建物自体の向きを変えることができるのも、タイニーハウスのおもしろさです。
小さくて動かせるからこそ、自然の流れにも合わせた暮らしがつくりやすい。日々の楽しみがより深まります。
朝の読書は小さな窓のそばで
朝、15分でもいいからお気に入りの本を開く時間があったら、私はすごく豊かな気持ちになります。
ロフトの下のスペースは、人数が多い時にはベッドスペースに、少ないときにはくつろぎスペースになります。
たとえば一人だったら、モノは少なくして左右のどちらかに整理したら、静かな読書スペースのできあがり。イスは座ることもサイドテーブルにすることもできて、タイニーハウスに住むなら一石二鳥なアイテムを取り入れると、より空間が広く使えそうです。
横長の小さな窓なら、外からの目線も気にならず、適度な光で読書が楽しめます。
キッチンスペースは、スタンディングデスクに◎
そろそろ仕事の連絡が来る頃になったら、ひとまず一日のスケジュールを確認。キッチンスペースに立ってみると、立って作業をするスタンディングデスクにちょうどいい高さ!
ノートPCと同じサイズのノートを置いてみても、問題なく作業ができる広さです。これはパッとスケジュールやチャットを確認するにはとても便利なスペース。
収納をつくればキッチン用品をしまっておけるので、キッチン兼スタンディングデスクになりますね。
朝の身支度。シャツやキャップ帽をかけるフックが便利
服は好きだけれど、たくさん集めてもなかなか着なかったり。タイニーハウスに住むなら、本当に今着たい服だけにして、シンプルに暮らしたいです。
基本の服はBOXなどに収納したいけれど、でかけるときにパッと羽織るシャツやキャップ帽は、フックがあると便利。
フックの下に姿見を置いてもすてきですね。
靴もスリッパも十分置ける玄関
靴って一足はなかなか難しいし、畑仕事するには長靴もほしい。タイニーハウスだからと言って、狭い玄関はなかなか使いにくものです。
このタイニーハウスの玄関は、4足は十分に置ける広さ。靴棚もあるので、スリッパや他の靴も置けそうです。
外とのつながりがゆるやかなタイニーハウスだからこそ、玄関エリアがきちんとあるのはうれしいところです。
あなたなら、どんな朝時間が過ごせるタイニーハウスをつくりますか?
今回ご紹介した丸い天井のタイニーハウスは、ほんの一例。小さな空間だからこそ、あなただけのこだわりと工夫を詰め込んだタイニーハウスをつくることができます。
詳しくは、「製品ページ」をご覧いただき、もっと詳しく相談をしたい際は「タイニーハウス見学会」や「オンライン説明会」の機会をご活用ください!
写真:kota、森野日菜子
文:森野日菜子