Skip to main content
column

タイニーハウスで過ごす2人の朝時間:タイプC

By 2025年7月11日No Comments

自然のなかになじみつつ、ちょっと異質でスタイリッシュな雰囲気ももっているタイニーハウスの「タイプC」。

このタイプCは、タイニーハウスでの暮らしに興味を持っている方が一番注目してくださる大きさ・広さになっています。

室内は、リビングフロアとロフトがあり、2人で暮らすイメージがしやすい広さ。リビングフロアにはシングルベッド2つを置いても狭くならず、2人用のテーブルと椅子を置く余裕もあります。

そんなタイプCのタイニーハウスでゆっくり過ごす、夫婦の朝時間。

楽しくも忙しい日常から少しだけ離れて、思い思いに過ごせたら。

タイニーハウスの空間が、そんな小さな暮らしの時間に寄り添ってくれます。

早朝のガーデンでハーブとサラダの収穫

タイプCの横顔は、木の小屋のよう。小さな窓がかわいらしく、鳥の巣箱のように自然のなかに溶け込みます。

タイニーハウスのすぐ前には、ハーブやベビーリーフ、季節の野菜が育つレイズドベッドが並びます。朝日を浴びて元気いっぱいなお野菜を摘んで、朝ごはんに。

レイズドベッドのいいところは、まわりの草花と区別して野菜を育てることができるので、雑草を抜いたり水やりが楽なところ。高さがあるので、大人にとってはしゃがんで作業するのが少し楽になり、子どもは目線の高さにあるのでより楽しむことができます。

一緒に料理できる十分なキッチンスペース◎

あれが食べたいこれが食べたいと話しながら、一緒にキッチンに立つ時間。忙しない毎日のなかでも、大切にしたい時間です。

タイプCのキッチンスペースは、大人2人が並んでも料理ができる広さ。

シンクは最低限の大きさで、その分カウンターを広々とさせているので、作業と盛り付けと片付けがスムーズにできます。

作業スペースの下は空間になっているので、お料理が好きでキッチン用品は欠かせないという方でも、しっかり収納をすることができます。

小さな暮らしのなかでも、お気に入りの調理器具やお皿は大切にしたい!そんな方にはぴったりのキッチンです。

キッチンの正面は大きな窓になっているのも魅力的。朝はライトをつけなくても、朝日のなかで料理をできるのは幸せはひとときです。

鳥や虫の声を聞きながら、私たちも朝ごはんしよう

タイニーハウスの室内だけでも十分な広さですが、思い立ったら気軽にアウトドアを楽しめるのもタイニーハウスの醍醐味。

玄関前に雨よけと階段をつければ、雨でも玄関前でびしょ濡れになることもなく、タイニーハウスと外のつながりがスムーズになります。

この日はテーブルと椅子を外に出して、朝ごはんに。

ご近所のおいしいパンに、グリルチキンと採れたてのベビーリーフとハーブもちょこっと載せて、いただきます!

夫婦で1つのタイニーハウス、でも自分だけの空間

ちょうどいい距離感をつくるのは、長年の夫婦の技。でも、1つのタイニーハウスで過ごすとなるとそれが難しそうにも思えて。

実際に過ごしてみると、あら不思議!

ロフトに上がると、ベッドスペースの空間が自分だけのものに。長身の方でものびのび寝っ転がることができる広さなので、狭すぎず、ひみつ基地のような心地よい小ささです。

ロフト下のスペースでは、ゆったり本を読んだり、絵を描いたり。

空間を上下に使うので目線が合わず、1つのタイニーハウスで過ごしても窮屈に感じないのがいいところ。

すぐに話しかけられる距離にいながら、自分の過ごしたい時間も大切にする。そんな空間づくりをすることができます。

2人の趣味や過ごし方次第で、1つのタイニーハウスでもさまざまな使い方ができる。シンプルな設計だからこそ、工夫の幅が広がります。

ぜひみなさんも、宿泊「Stay」やタイニーハウス見学会、オープンハウスの機会に、実際にタイプCをご覧になってみてくださいね。

文章:森野日菜子

写真:kota