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Workshop 参加者レポート:DAY2-タケ

Tiny House Workshop2023 第1回DAY2 参加者レポートをお送りします。
今回のレポーターは、タケさんです!

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昨日は講義、そして今日は実技の日。
といっても私は昨日の夕方に着いたので、どんな講義だったか、
わかっていないのだけれど笑
今日の実技のお題は「道具箱づくり」

大工仕事はいろんな道具を使い、それらを収納するためには箱が必要。ホームセンターに行くと、工夫された大小様々なプラスチック製の道具箱が売っている。それを使ってもいいのだろうけど、道具の扱いに慣れるためにも道具を使って、木製の道具箱をつくるということらしい。「道具」という言葉だらけで意味わかりにくくなってきた笑

この道具箱を作ることを知った時、実はとてもうれしかった。古〜い記憶の中にこの道具箱はあこがれのモノとして存在していたから。

自分の実家は工務店。そこには木材を使ってなんでも作り上げてしまう魔法使いのような大工の職人さん達が出入りしていた。その職人さんや父は、みんな今回作るような道具箱を持っていて、そこに魔法を生み出す道具をしまっていたのだ。

その道具箱がまた不思議で、なぜこのフタが内側に落ちることなく、そして、ちょっとズラすだけで、なぜ開くのか、幼い自分にはまったくわからなかった。

その不思議な道具箱、
子ども心に自分も作ってみたいと思っていたけれど、いつしかそれは記憶のかなたに。。。
今回、記憶のかなたから、その子ども心がムクムクと蘇り、そして実際に作ることができたのがとてもうれしかった。

そんな環境で育ったので、ノコギリ、ゲンノウ、ネジ、釘といった道具類、そして木材はとても身近な存在で、木の香りは自分のそんな原体験を刺激してくれる。
そして、子どもの頃の「ものづくり」のワクワクもそれと一緒に思い出させてくれる。
一方、インバクトドライバや丸ノコというのは、ちょっとおっかなびっくりで、どんな風に使えるのか知っていくのがとても新鮮。

今回、実際に作りながら思ったのは、木には柔軟性があるということ。
寸法や角度が決まっているので、それに合わせて切ったり、ビス留めするけれど、実際は少しズレても修正が可能。きっちり寸法通りでないとうまくできないと思いがちなのだけれど、そういうことでもなく、少しのズレであれば、木の柔らかさを利用して、修正することができる。もちろん、作るものによって、修正できる度合いは違うけど、必要以上に神経質にならず、進めていきながらその場で修正できるというのは、安心材料になった。

寸法をしっかりと測りつつ、神経質になり過ぎず、現場合わせも視野にいれて進めればいいのだ。

といいながら、実際には修正しきれないことも出てきて、どの程度の按配だと大丈夫なのかは、時々失敗しながら経験していくんだろうなと思う。

さて、父にまつわる古い記憶を呼び覚ましてくれた道具箱づくりからのスタート。実は2月に父を亡くしたところなので、なんだか不思議な巡り合わせを感じる。

小さいながらも、父が感じていたであろうひとつの家をつくりあげることの喜びと楽しさ。
今回出会った新しい仲間とも一緒にワイワイと分かち合いにながら進めていきたい。

レポート:タケ