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Workshop 参加者レポート:DAY6-ちえ

Tiny House Workshop2023 DAY6 参加者レポートをお送りします。
今回のレポーターは、ちえさんです!

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ちえです。6/24の実習の記録です。当日2日目は体調不良ですぐ帰ってしまい、記録をつけるまでに時間が経ってしまいましたが、記憶を掘り返して書いてみます。

2日目の作業は二班に分かれて行いました。

私がいた班は、オンラインMTGを2回ほど行って考えたドアや窓の追加の設置のために壁の柱を切りとって枠を設置する班でした。
真っ直ぐに板を切る時、丸鋸の刃の部分の厚みを考えて切るのが結構難しかったです。
私が驚いたのは、すでに柱が立っているところを横にぶった切って窓やドアの空間を作るのが新鮮でした。強度とか大丈夫なのでしょうか?
まほちゃんに聞いたら、タイニーハウスは住宅の確認申請がいらないから割と自由にデザインの変更ができるそうです。

普通は住宅の申請をする際に構造の強度が大丈夫かどうか色んな計算が必要で、それによっては壁の面積が足りないんじゃないかとなってくる可能性はあるそうです。
タイニーハウスWSでは2×4工法で作ります。2×4工法は使う材が決まっていて、日本の在来工法では柱とか梁とか躯体で強度を作っているのに対して、2×4工法は合板をはることによって面で壁で構造強度を保っているそうです。

他の班は、丸い屋根の部分の材をつくるためにでかいコンパスみたいな木の道具を作って、超でかい機械のノコギリ(バンドソーというらしい)を使って切り出していました。

私は全然その場にいなかったので、しほさんに切り出している動画を見せてもらいました。コンパスは、図のように、四角い材をハメてから、数人で押して切っていました。
最初に外側を丸く切って、軸の長さを変えた後、内側を枠ギリギリのところで切ります。

できた材が丸いので、最終的に材をつなぎ合わせる時に3人くらいで抑えてビスで止めているのが大変そうでした。
私も自分のモバイルハウスで丸屋根を作りたいので今回記録係を買って出ましたが、大きなバンドソーのような大規模な道具は私には用意できないので、私が作る場合は、梁の部分は合板をレーザーカッターで丸く切って、接着材とビスで何枚か合わせて作ろうと考えています。

その他、手作業で丸い屋根の躯体の部分を作るには写真のように手書きで直線を引いて半分のところに点を打って、角度を作っていく方法があるようです。

今回はDIY実習の時間が一日しかなかったのとMTGによって変更箇所が多かったのと、暑かったので、あんまり作業が予定通りに進まず、15時以降は居残りで残業できる人と、ほぼほぼ大工チームが仕上げのお母さん的役割をしてくれました。

DIYが1日だけだと調子が出ないまま終わってしまうので、二日あった方がいいなと感じました。いずれにしても、でっかい木のコンパス的なものを作ってくれていたり、運営スタッフさんの膨大な準備があって成り立ってるなと感じました。

丸屋根は、まっすぐの屋根よりかは、難しいところがあるので、工数が伸びそうです。
それでも出来上がったら素敵なので、引き続き制作がたのしみです。

レポート:ちえ