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Workshop 参加者レポート:DAY7-なおこ

Tiny House Workshop2023 DAY7 参加者レポートをお送りします。
今回のレポーターは、なおこさんです!

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今日は記念すべき棟上げの日です!

前回のワークショップで片側だけを製作した屋根パネルですが、もう半分はビルダーさんたちが製作してくださり、パネルを乗せるところからスタートすることができました。

アールのついた屋根パネルは、かわいい顔してかなりの重さ。運ぶだけでも10人がかりです。これを壁の「上」に乗せるなんて、どうなっちゃうの?!
…という心配は無用でした。

上に登ってパネルを引き上げる組と下から持ち上げ支える組に自然に分かれ、みんなで力を合わせた結果、思いの外すんなりと屋根がかかりました。

せーの!で持ち上げ、屋根がかかりました!感動の瞬間!

下から見上げる木組みが美しくて、このままで暮らしたい感じ(笑)。せめて現しにしたいなぁ♪
でもその場合は、断熱材と天井板を付けた下に構造とは関係ない化粧板を付けることになるそう。
それでは有効高さが低くなるし、空間がごちゃごちゃしてしまいそう。切妻より空間の広がりを感じられる丸屋根の良さが出ない…

タイニーハウスという制限故に、普通の住宅以上に取捨選択がシビアになる。少ないモノで暮らす空間であることは容易に想像がつくけれど、それ以前のデザインを考える時点で既に、自分が本当に好きなことや本当に必要なことを選ぶ必要に迫られる。タイニーハウスに求めるものを改めて考えさせられた一幕でした。

屋根を壁の枠組みにビスで固定したら、アールベニヤという曲がるベニヤ板を貼り付ける工程です。「上に登りたい人!」という掛け声に「はーい!」と多くの手が上がり次々に上へ。私も恐々と上に登り、インパクトを持つ手がプルプルするまでベニヤを取り付けていきました。

丸屋根の上は、中央部分は水平に近くて作業しやすいものの、端の方へ行くに従ってすぅっと落ちそうになります。しかも、枠組みが見えているうちは足がかりがあるけれど、ベニヤの取り付けが進むに従って足がかりがなくなり、スリル倍増!必死に踏ん張りながらの作業となりました。

因みに、屋根の製作は素人には難しい部分があり、後々雨漏りとかすると厄介なので、屋根だけはプロにお任せした方が良いとのこと。プロに作ってもらえば雨漏りの場合の補償もある訳だから良いよねと。
確かに!最近借りた家が入居早々に雨漏りした者としては、ひしひしと実感できるところでした。屋根の修理は大工事になりがちなので、補償があった方がいいですね。

この日は屋根と並行して壁パネルの貼り付けも進みました。法律的に、外装となるパネルの外周部分には100ピッチでビスを打つとのこと。また新たな電動工具(てっぽう)が登場し、人を撃たないように(怖!)パネルの裏側に人がいないことを確認しながら、バンバン打ちつけていきました。

断熱材やサッシ等の取り付けは2日目に残し、1日目は終了。お疲れさまでした!

レポート:なおこ