Tiny House Workshop2023 DAY8 参加者レポートをお送りします。
今回のレポーターは、バネさんです!
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測って切って繋げるだけ。
今回でWSの工程もちょうど折り返し。
壁構造に屋根が乗っかり、外壁下地とサッシが取り付けられた。もうここで過ごせるのでは?と思わせてくれる安心感が不思議と家っぽさとなる。今までの作業の中でもこの二日間が一気に進んだと感じる達成感は視覚的な部分が強いこともあり半分は気のせい、もう半分は自分も含め参加者皆の成長に違いない!
道具や工具に慣れてきて作業にもほんの少し余裕が出てきたこと、それぞれの得意不得意がわかってきたことで周りの補助したり先回りして準備したりと視野が広くなってきた。なんと言うか、テンションが上がるポイントがめいめいだったものが徐々にチームとしての喜びに変化してきた感じ。
前半を振り返るとWSの参加目的はタイニーハウスに纏わるあれこれを知ることや実技のスキルアップだったりと、生命力を上げることに対して自分のことだけにベクトルが向いていた気がする。
個人的には引き続きビルダーの皆さんから設計通りにいかない時のリカバリー方法や各作業の秘訣も知りたいが、最終日のオープンハウスに向けて改めて全国各地からわざわざホームメイドに集まってつくることの意味だったり、ビルダーやスタッフの方々、今回参加しているメンバーと未来の話をしながら共に過ごす時間を分かち合っていきたいなあとレポートを書きながら思うのでした。
作業終了後には家族を呼び、どんなことしてるのかなって覗いてもらった。
タイニーハウスそのものはもちろんだが、どんなところで誰とつくってるかを共有できたことの方がなんだか誇らしくこそばゆい。
WS初日に竹内さんが言っていた「つくるだけなら測って切って繋げるだけだよ。」っていうことがなんとなく分かってきた。
お披露目が楽しみだ。
1日目のハイライト
・ビルダーの皆さんが雨で濡れてしまった躯体を解体、乾燥、組立までしてくださっていて感謝!
・壁構造に屋根を左右ひとつずつ順番に乗っけて繋ぎ合わせ、棟上げ完了。
・躯体外部に構造用合板を張る。
・R屋根には曲げられる野地板(Rベニヤ)を張る。
2日目/午前のハイライト
・あんず先生による早朝ヨガで体も心も開く。(今回間に合わず。)
・2日目朝の恒例、ラジオ体操。
・躯体外部に構造用合板を張り、全面仕上げる。(1日目から継続)
・躯体が隠れてしまうのでビスを打つラインにもしっかり墨出し。
・開口部の合板は一度切り出してから仮留めし、再度墨出しをして仕上げる。
・前方後方の軒下部分の合板への墨出しは、(適度な)角材を軒下に垂直に当ててなぞる。
ランチ
・もはやWSの目的になりつつある、サヤカさんとジンちゃんによる絶品料理!(タコライス)
2日目/午後のハイライト
・外部は透湿防水紙(フクビ・スーパーエアテック)を下部から上部へ順番に張る。
・開口部の透湿防水紙、左右下部は内側に巻き込み張り、上部はサッシを入れ込む為斜めにカットしておく。
・屋根にアスファルトルーフィング(モラサンシリーズ)を中心から外側の順番で張る。
・サッシ下部の角に防水部材(フクビ・ウェザータイト)を貼っておく。
・サッシ7つを歪まないよう、ここは慎重に取り付け。(のはずが発注し忘れ?で、1箇所は次回!)
・壁内部に断熱材をタッカーで留めて埋めていく。
・WS後半に向けて、これからのことを意見交換。
・居残り組で壁内部の断熱材作業を仕上げる。
・ブルーシートで覆い、万全な雨対策。
レポート:バネ